2015年10月9日
いきなりですが、
こんな光景を目にしました。
さすが、高知県の米どころ
四万十町!!!
小学校の授業で、稲刈りやってました
なんか朝から気分のいい
しももとクリーニング工場長です。
本日も、
おかげさまで、お仕事いただいています。
皆さん、ほんとうにありがとうございます!
今日はちょっとだけ、
珍しい寝具のクリーニングをご紹介します。
それは、
ムートン寝具です。
マルハチ製品ですね。
一昔前の僕達のクリーニング業界では、
ムートン寝具などの皮製品は、
ドライクリーニングなどに代表されるように、
油の液体で洗うことが常識でしたが、
人間が生活をする上で付着する汚れの殆どが、
水溶性の汚れなので、
油のクリーニング液でいくら洗っても、
汗などの水溶性の汚れは、
全く落ちません!
だから、水またはお湯でお洗濯しなければいけないのです。
キチンとした丸洗い技術を持っていれば、
こんな風に、
お湯で丸洗いできるんですよ!
『ムートン製品などの革製品を水洗いする。』
しかも、化学薬品は一切使わずに。
クリーニング難度でいえば、、、
結構、難しいんですよー!
だから、
絶対に、
お家で洗わないで下さいね。
確実にカチカチになりますので。。。
洗い上がりはこんな感じです。
敷モノ専用の乾燥機にかけて、
乾燥作業に入ります。
設定温度はかなり抑えて55℃
これ以上あげるとムートンが硬くなります。
乾燥時間も短めにして、
あとはじっくりと乾燥室で乾かしていきます。
(すごく時間がかかります)
大体、2、3日くらいかけて乾燥した
ムートン製品の仕上げの最終工程。
『起毛仕上げ』を施します。
『起毛仕上げ』とは?
専用の道具で、
使用している内に絡まり合って、
モコモコになった毛先をブラッシングするのです!
このモコモコが、
ブラッシングすることによって、
フワフワになります。
あとは、出来るだけ細かなホコリを取って仕上がりです。
コチラが到着時☝
コッチが仕上がり品。
全然違いますよね
ふわふわになったムートンで、
これからの寒い冬も快適にすごせますよーに。