コートのクリーニング頻度と出す時期|出さないとどうなる?素材別の注意点
コートのクリーニングは、1シーズンに1回、着なくなった春(しまう前)に出すのが基本です。見た目がきれいでも、襟・袖口・前身頃には皮脂や汗、食べこぼしがたまっていて、そのまましまうと黄ばみ・ニオイ・カビ・虫食いの原因になります。この記事では、コートをクリーニングに出す頻度と時期、出さないとどうなるか、素材ごとの注意点、出す前に確認すること、戻ってきたあとのしまい方を、布団の丸洗いを続けてきたしももとクリーニングがまとめました。
しももとクリーニングでは、衣類の宅配クリーニングを2026年11月に開始予定です(保管サービスもご用意する予定です)。料金やお申込み方法は、開始にあわせてこの記事でもご案内します。
先に結論:コートのクリーニングの基本
| 知りたいこと | 答え |
|---|---|
| 頻度 | 1シーズンに1回が目安。ほぼ毎日着る・目立つ汚れがついたときは、シーズン中にも |
| 出す時期 | 着なくなった春(3〜5月ごろ)。しまう前に汚れを落とすのがいちばん大切です |
| 出さないとどうなる? | 汚れが酸化して黄ばみ・ニオイになり、虫食いやカビも起きやすくなります。翌シーズンに出しても落ちにくくなります |
| 自宅で洗える? | 洗濯表示で家庭での洗濯ができるものだけ。ウール・カシミヤなどの多くは縮みや型くずれが起きやすいので、プロへ |
| 洗い方 | ウールなどのコートは、型くずれや縮みを防ぐためドライクリーニングが一般的です。しももとクリーニングでも衣類はドライクリーニングで承る予定です |
コートをクリーニングに出す頻度は1シーズンに1回
コートは肌に直接ふれる部分が少ないので、毎回洗う必要はありません。シーズンの終わりに1回出せば十分です。ただし、着る回数や汚れ方によっては、シーズン中にも出したほうがよい場合があります。
| こんなとき | 目安 |
|---|---|
| 週に数回着る程度 | シーズン終わりに1回 |
| ほぼ毎日着る・通勤通学で着る | シーズン終わりに1回。襟や袖口の黒ずみが目立てば、シーズン中(年明けごろ)にも |
| 食べこぼし・泥はね・雨じみがついた | 時間がたつと落ちにくくなるので、早めに |
| タバコや食べ物のニオイが気になる | ブラッシングと陰干しで取れなければ、クリーニングへ |
| 数回しか着ていない | しまう前に1回。目に見えない汗や皮脂が残っているため |
普段のお手入れは、着たあとに洋服ブラシでほこりを落とし、厚みのあるハンガーにかけて風を通すだけで十分です。これを続けると、クリーニングの間隔が同じでもきれいな状態を保ちやすくなります。
出す時期は「しまう前の春」。冬前なら早めに
いちばんのおすすめは、着なくなった3〜5月ごろです。汚れたままクローゼットで梅雨と夏を越すと、湿気と汚れで黄ばみ・カビ・虫食いが起きやすくなります。
「去年しまうときに出し忘れた」「出してみたらニオイやシミが気になる」という場合は、本格的に寒くなる前の10〜11月に出しましょう。寒くなってからだと、戻ってくるまで着られない期間ができてしまいます。
| 時期 | おすすめ度 | ポイント |
|---|---|---|
| 春(3〜5月) | ◎ | しまう前に汚れを落とせる。保管サービスを使えば次の冬まで預けておける |
| 冬前(10〜11月) | ○ | しまう前に出せなかった場合に。寒くなる前に戻るよう早めに |
| 真冬(12〜2月) | △ | 着られない期間ができる。目立つ汚れがついたときだけ |
春と冬前はクリーニング店が混みやすい時期です。お届けまでの日数はお店ごとに違うので、申し込む前にお店の案内で確認しておくと安心です。
コートをクリーニングに出さないとどうなる?
「あまり着ていないから」とクリーニングに出さずにしまうと、次のようなことが起こりやすくなります。
| 起こりやすいこと | 原因 |
|---|---|
| 黄ばみ・襟や袖口の黒ずみ | 皮脂や汗が時間とともに酸化して、色が変わります |
| ニオイ | しみこんだ汗・皮脂・食べ物やタバコのニオイが、湿気でこもります |
| 虫食い | ウールやカシミヤなどの動物性の繊維は、汚れがついていると衣類の害虫に食べられやすくなります |
| カビ | 汚れと湿気がそろうと、梅雨から夏にかけて発生しやすくなります |
一度ついた黄ばみやカビは、クリーニングでも落としきれないことがあります。「汚れて見えないからしまう」ではなく「しまう前に1回洗う」と覚えておくと、コートを長く着られます。
素材別:コートのクリーニングで気をつけること
コートは素材によって、向いている洗い方や注意点が変わります。出す前に洗濯表示と素材を確認しましょう。
| 素材・種類 | 気をつけること |
|---|---|
| ウール(チェスターコート・ダッフルコートなど) | 水で洗うと縮みやすく、型くずれもしやすい素材です。ドライクリーニングが一般的。虫食いにも注意 |
| カシミヤ・アンゴラ | 毛足が繊細で、こすると毛羽立ちや毛玉が出やすい素材。ブラッシングもやさしく |
| トレンチコート(綿・ポリエステル) | 撥水加工がされているものが多く、洗うと撥水性が落ちることがあります。撥水加工の有無を伝えましょう |
| ダウンコート | 中の羽毛をしっかり乾かすことが大切です。詳しくはダウンジャケットのクリーニングの記事で紹介しています |
| 革・スエード・毛皮・ムートン | 一般的なクリーニングとは別の特殊な扱いになり、受け付けていないお店もあります。対応しているお店に相談を |
| ファー・ベルト・ライナーなどの付属品 | 取り外せるものの扱いはお店ごとに違います。申込み前にお店の案内を確認しましょう |
しももとクリーニングでは、ダウンジャケット・ダウンコート以外の衣類はドライクリーニングで承る予定です。受け付けできる素材や付属品の扱いは、2026年11月の開始にあわせてご案内します。
コートは自宅で洗える?
洗濯表示で家庭での洗濯(洗濯機・手洗い)ができるものは、自宅でも洗えます。ただし、ウールやカシミヤのコートは「家庭での洗濯禁止」の表示になっていることが多く、水で洗うと縮みや型くずれ、裏地とのつり合いのずれが起きることがあります。
次のような場合は、無理に自宅で洗わずプロに任せるのがおすすめです。
・洗濯表示が「家庭での洗濯禁止」になっている
・ウール・カシミヤなど、縮みやすい素材
・裏地や肩パッド、芯地が入ったきちんとした仕立てのもの
・高価なもの、思い入れのあるもの
・シミや汚れが目立つ、ニオイが強い
クリーニングに出す前のチェックリスト
出す前に次の項目を確認しておくと、トラブルを防げます。
| 確認すること | 理由・やること |
|---|---|
| 洗濯表示 | クリーニングで洗えるか、どの洗い方ができるかの手がかりになります。表示がないものはお店に相談を |
| ポケットの中身 | カイロ・レシート・ペン・リップクリームなどが入ったままだと、ほかの部分を汚す原因になります |
| ボタンの取れかけ・ほつれ・破れ | 洗っている間に取れたり広がったりすることがあります。あれば申込み時に伝えましょう |
| シミ・汚れの場所 | 気になるシミは、場所と何の汚れか(食べこぼし・化粧品・雨じみなど)を伝えると対応してもらいやすくなります |
| 素材と加工 | 革・合皮・毛皮が一部に使われていないか、撥水加工がされているか |
| 付属品 | ベルト・フード・ファー・ライナーを一緒に出すかどうか。なくさないよう数を控えておきましょう |
宅配クリーニングでコートを出す流れ
コートは重くかさばるので、何着もお店まで運ぶのは大変です。宅配クリーニングなら、自宅から送るだけで済みます。一般的な流れは次のとおりです(細かな手順はお店ごとに異なります)。
| 手順 | 内容 |
|---|---|
| 1. 申し込む | ネットで申し込み、点数や保管の有無を選ぶ |
| 2. 箱に詰める | 届いた宅配キットや指定の箱に入れる。上のチェックリストもこのタイミングで |
| 3. 集荷 | 宅配業者が自宅まで取りに来る |
| 4. 工場で検品・クリーニング | 状態を確認してから洗い、仕上げ |
| 5. お届け(または保管) | 自宅に届く。保管サービスを使う場合は、次のシーズンまで預かってもらえる |
春に出す場合は、保管サービスがあると便利です。クリーニング後そのまま預けておけば、夏の間クローゼットの場所を取らず、湿気や虫食いの心配も減らせます。
しももとクリーニングでは、2026年11月から衣類の宅配クリーニングを開始予定で、保管サービスもご用意する予定です。料金・お届けまでの日数・お申込み方法は、開始にあわせてご案内します。
戻ってきたコートのしまい方
クリーニングから戻ってきたら、ビニールのカバーはすぐに外しましょう。カバーをかけたままだと湿気がこもり、カビや黄ばみの原因になります。
・ビニールカバーを外し、風通しのよい日陰で少し空気に当てる
・肩の形に合った厚みのあるハンガーにかける(細いハンガーは肩の型くずれの原因に)
・ほこりよけには、通気性のある不織布のカバーを使う
・ウール・カシミヤには防虫剤を。種類の違う防虫剤を一緒に使わない
・クローゼットに詰めこみすぎず、晴れた日にときどき扉を開けて換気する
湿気対策やしまい方のコツは、布団の収納・保管方法ガイドでも紹介しています。
よくある質問
Q. コートはクリーニングに出すべきですか?
A. はい。1シーズンに1回、しまう前に出すのがおすすめです。汚れて見えなくても汗や皮脂が残っていて、そのまましまうと黄ばみ・ニオイ・虫食い・カビの原因になります。
Q. コートは着る前にクリーニングしたほうがいいですか?
A. しまう前にクリーニングしてあれば、着る前に出す必要はありません。出してみてニオイが気になるときは陰干しを、シミやカビが見つかったときは早めにクリーニングに出しましょう。
Q. コートを自宅で洗うにはどうしたらいいですか?
A. まず洗濯表示で、家庭での洗濯ができるかを確認します。できる場合は、表示とメーカーの案内に従って洗ってください。ウールやカシミヤなど「家庭での洗濯禁止」のものは、縮みや型くずれが起きやすいのでクリーニングに出すのが安心です。
Q. コートのクリーニング代はいくらですか?
A. お店や品物(丈の長さ・素材・ブランドなど)によって変わります。ロング丈・カシミヤ・ダウン・革などは別料金になっていることが多いので、料金表で確認しましょう。しももとクリーニングの衣類の料金は、2026年11月の開始にあわせてご案内します。
Q. コートのクリーニングには何日かかりますか?
A. お店や時期によって違います。春と冬前は混みやすく、宅配クリーニングは往復の配送日数もかかるため、着る予定がある場合は余裕をもって出しましょう。しももとクリーニングの衣類のお届けまでの日数は、開始にあわせてご案内します。
Q. しももとクリーニングでは、今コートを出せますか?
A. 衣類の宅配クリーニングは2026年11月に開始予定です。現在はお布団のクリーニングを承っています。
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