ふとん丸洗い作業工程

①検品・しみ抜き作業

お客様から届いた布団は１枚ずつ広げて点検をし、個々に『布団カルテ』を作成していきます。その『布団カルテ』と品物を照らし合わせてシミがある箇所を布団を傷めない程度にシミ抜きをしていきます。当社ではシミ抜き作業でよく使われる『塩素系漂白剤』の使用は一切使用せず『石けん』のみを使ってシミを落としていきます。

②洗い

当社では小型の布団専用洗濯機を使用し、他人の品物とは一緒に洗わない『完全個別洗い』を採用しています。人の手による洗浄では無く、機械での洗浄ですので全て同じ品質で布団の中わたまで清潔に洗う事ができます。

③乾燥

当社では洗い終わった布団の中わたが傷んでしまわないように、動かさずに乾燥する『立体型乾燥機』を使用しています。長時間の低温乾燥では布団の臭いが発生することや、雑菌の増殖につながる恐れがありますので、約７０℃の高温で出来るだけ短時間で乾燥することを心がけています、また高温乾燥をする事によりダニを死滅させる効果が上がります。

④仕上げ（復元乾燥）

立体型乾燥機で乾燥した布団を最後にふっくら、ふんわりと仕上げるためにタンブラー（回転式）乾燥機で復元乾燥を行います。低温、短時間の作業工程ですのでお客様の大事なお布団を傷付ける事はありません。

⑤出荷

丸洗い工程が終わった布団は熱を冷まして仕上げ検品を行います、布団カルテの情報と照らし合わせて丸洗い前のシミの落ち具合等をチェックし、当社の定めた品質基準をクリアした布団はシワにならないよう丁寧にビニール袋に包装していきます。最後に布団に付いたタグ番号とお客様の品物が間違いないかどうかを確認し、丸洗い袋に梱包してお客様のお手元にお届けします。